プロフィール

正木屋材木店 代表取締役社長 大平宏之

未曾有の震災に見舞われ、改めて気づかされたのが、この百年という歴史の重みと、いわきという地域が本来持つ豊かさでした。木材の可能性を追求していくことが、地域社会や環境の保全に貢献し、そして木材を利用することで、仕事が生まれ技術や伝統を伝承する力となります。山から社会をつなぐサイクルとなり、いわきを元気づけてくれます。
そのような考えから、地域の家づくり情報発信サイト「いわき家ナビ」を立ち上げました。また、新たにモダン神棚ブランド「もこのこ」を立ち上げたのも、木の新たな可能性を追求し、その魅力を伝えたいがためです。時代と共に、求められるサービスは変わりますが、私たちの「木材商」という本質に変わりはありません。そこからぶれずに一人でも多くの人に木の魅力を伝えていきたいと思います。
次の百年、私たちは、より地域と一体になって事業を展開していきたいと思います。今後とも、皆様の変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

社 是

正木(しょうじき)

正直=信用、信頼=継続

経営理念

木を通して新たな価値を創造し暮らしを豊かにします

顧客やエンドユーザーに喜びを与える製品の提供やものづくりを行なっていく事が会社の発展や成長につながっていきます。その為に会社と従業員は全力を尽くしていきます。

地域の人と共に明るく元気にわくわくする未来を創造します

顧客、エンドユーザー、仕入れ先、林業家、職人、地域の環境や人、それら全てが元気になり繁栄しわくわくする未来を共に作っていく。少子高齢化で人口が減少していく中、地域を活性化させていく事はわくわくする未来へ繋げる当社の重要な役割です。

感謝の心で和を作り共に成長進化します

経営理念を実現するには従業員一丸となって進めていく必要があります。お互い尊重し目標に向かって全員で進んでいく事は、自身の成長進化に繋がっていきます。未来は絶えず変化していきます。自身が成長進化し、時代をリードしていく事がわくわくする未来を作り上げます。

会社案内

代表取締役大平宏之
所在地〒972-8312

福島県いわき市常磐下船尾町古内133 
TEL0246-43-6006
FAX0246-43-6003
E-mailmasakiya7@gmail.com
WEBサイト正木屋材木店 http://masakiyawood.com
いわき家ナビ http://i-ienavi.com
もこのこ http://i-moconoco.com
Soki http://masakiyasoki.com
創業大正4年
設立昭和28年5月1日
資本金20,000,000円
社員数18名(令和5年4月現在)
主要取引銀行東邦銀行/常陽銀行/いわき信用組合
事業内容製材/卸売り/建材卸売/家具販売
主な取引先(株)平木材市場/恒栄資材(株)/村上木材(株)/
(株)グリーンハウザー/(株)長谷川萬治商店/

ジャパン建材(株)
取扱商品木材/木材製品/住宅資材/水回り製品/建築金物
資格二級建築士3名/宅地建物取引主任者1名/

インテリアコーディネーター1名

正木屋材木店 年史

明治年間正木家が湯本村にて雑貨商「正木屋」を営む
明治10年初代大平喜代次、

野村(現在のいわき市神谷地区)に生まれる
明治30年大平喜代次、

正木家の養子に入り、その後を任される
明治40年湯本村で大火事。

正木屋も店舗を焼失するが、再建される
大正4年大平喜代次、

材木商「正木屋」を開業 主に栃材を扱う
大正13年前年に発生した関東大震災の復旧が高まり、

都内への出荷が始まる
昭和元年湯本町笠井材工場を建設し、建築請負を始める
昭和11年昭和人絹(現在の呉羽化学工業(株))の

工場建設に際して納材
昭和16年磐城製材組合が結成
太平洋戦争勃発。木材統制が厳しくなり、

製材品は組合からの販売のみ
昭和18年木材統制法により営業を中断、廃業状態となる
昭和20年終戦
昭和21年営業再開。常磐炭鉱への坑木納入が盛んになる
昭和26年資本金百万円にて株式会社正木屋材木店が発足
二代目大平清太郎が社長就任
昭和29年神武景気で木材需要が高まる
昭和34年鉄骨2階建て倉庫を建築
昭和43年湯本町台山六五に鉄骨倉庫二棟を建設
昭和48年資本金六百万円に増資。

同年8月には、常磐下船尾町に店舗を移転
昭和55年資本金千二百万に増資。

三代目大平喜一が社長に就任
製材工場を建設し、市内の需要の高まりに対応
昭和57年自社製品の不燃天井板

「タイカテン」の開発を開始
昭和60年「タイカテン」の実用新案を登録
昭和62年常磐ハワイアンセンターの改装にあたり

「タイカテン」が採用される
昭和63年モルダーを導入。

セキスイ、大和、一条工務店向けに製材
平成2年資本金二千万に増資。
「タイカテン」が福島県公営住宅に採用される
平成13年建築金物HZ(ハイゼット)の特許取得
平成18年いわきの住宅情報専門サイト

「いわき家ナビ」スタート
平成22年大平宏之が四代目社長に就任
いわきかえっこエコフェスタ開催 3000名来場
平成23年東日本大震災
福島県『ふくしまの家』

復興住宅供給システムプロポーザルに採択
平成24年「いわき家ナビ優良住宅」が

第1回地域型住宅ブランド化事業に採択
建築家坂茂氏の宮城県女川町再生プロジェクト参画
ルイヴィトン財団よりスタッキングチェアー受注
平成25年「もこのこ」を設立し、「かみだな」の販売開始
(GOOD DESIGN AWARD 2014、2017受賞、

JID AWARD 2014 BIENNIAL受賞)
平成27年創業百周年
平成31年木の体感ショールーム「MUKUROOM」オープン
令和元年レジン一枚板の開発と販売開始。正木屋DIY部発足
令和3年進化する一枚板「Soki」誕生